メディアが誘導する民意

こんにちは!

ついに日本でも非常事態宣言が発令されるそうですね。

愛知県がサラッと外されているのは感染拡大が落ち着いているからという認識でよろしいのでしょうか笑

さて、今回は大それたタイトルを打たせていただいておりますが、私の大好きな「警察密着24時」系の特番を見て思い出したことを書いていこうと思います。

四半期の変わり目に多い警察密着系のドキュメントですが、時折、オーバーステイなどの外国人による犯罪が取り上げられることもあります。

どちらの新聞かは忘れましたが、昨年目にした記事では、このような番組(取り上げられたものは入管の密着)について、「【外国人=犯罪】という誤解を根付かせるもの」という批判を展開していました。

数年前の報道(論文だったかもしれません)では、日本国内における外国人による犯罪件数は減少しているにもかかわらず、国民の意識調査では「外国人による犯罪が増加していると感じる」と回答する人は増加しているとの結果を取り上げていました。

また、そのような意識につながる要因として多かったのが「メディアで外国人による犯罪を目にする」というものでした。

当時は、夕方のニュースの特集などで外国人による犯罪特集なども多く組まれていたように記憶しています。

メディアによる報道は、時に実体と乖離した思想を植え付けることになりません。

極端に外国人のネガティブイメージを排除しろとまでは言いませんが、これから共生社会の実現を進めていかなくてはならない状況を踏まえて、報道の在り方も見直すべきではないでしょうか。

ちなみに、外国人が被害者となる事件は年々増加していますが、これについて取り上げるメディアは見た覚えがないですね笑(最近は技能実習生の労使トラブルの取り扱いが増えてきましたが)

メディアによる「外国人=悪」というイメージを払拭することが、国民意識の改善につながるのではないでしょうか、なんてことを警察24時を見ながら考えておりました。

ではでは、みなさん、コロナにお気をつけて!

【筆者】鈴木「コロナで出かけられなくて辛いです」

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