外国からやってきた子どもたちは、いま

こんにちは!

こないだ書店で雑誌を読んでいたら、外国籍の子どもたちの教育に関する記事を見かけました。

岐阜県の可児市では、現在、「ばら教室KANI」という外国籍の子どもたちを対象にした日本語教室を開いていて、主に公立小中学校へ通う前の外国籍の児童・生徒に向けて、初歩的な日本語と生活指導を行っているようです。

このバラ教室を時の市長が2005年に設置して、現在は定員35人で、空きが出来次第、待機者が教室に入ってくるシステムになっているとのことです。

成人してから日本に訪れる外国人とは違って、まだ就学を終えていない子どものうちに、日本に来ざるを得ない状況の子どもたちにとっては画期的な教室ですね。

6月18日発行の日経新聞によると、日本語指導が必要な小中高校などの外国籍児童生徒は全国で3万4000人にて、10年前に比べて約1万2000人も増えているようです。特定技能2号を取得すれば、家族の帯同と実質的な永住が可能になるため、これからももっと増えていくと思います。

日本語がまだしっかり話せない子どもたちに授業をしなければならないため、言葉の問題もあって、講師側の人材確保も難しいかもしれませんが、例えば、元々教師をしていて、今は現役を引退して時間が余っている人に声をかけてみるとか、外国語を専攻している大学生に対してボランティアを募ってみるとか、色々試みて、全国的にばら教室のような教育機関が広がっていくといいですね。

参考資料:週刊女性(6月11日号)「外国からやってきた子どもたちは、いま」
日経新聞6月18日発行「在日外国人の子_教育支援」

筆者:林
名古屋市在住、
趣味:ラーメン巡り、喫茶店巡り、読書

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