こんにちは!
皆さんは普段電車やバスなどの公共交通機関に乗っている時に、優先座席を目にすることが多いと思います。
今回はそんな優先座席にまつわる文化について紹介したいと思います!!
日本では一般的に優先座席は高齢者の方や妊婦さん、けがをしている方などが優先される席となっていますが、実はタイでは、この優先座席に僧侶優先席というものがあるそうです!
そもそも、タイは国民の約95パーセントが仏教徒と言われているほどの仏教国で、国王も仏教徒でなければならないと憲法に定められているそうです。実際にタイ国内には約3万もの仏教寺院があり、僧侶は約30万人もいるといわれています!
そのくらいタイでは仏教が主流で、僧侶の人数も多いということもあって、首都バンコクのBTS(スカイトレイン)などの公共交通機関や空港の待合エリアには僧侶優先席があります!
なので、優先席を示すマークには妊婦や高齢者の他に僧侶が描かれています。
このように僧侶優先席が設けられているのは、僧侶は女性に触れてはいけないことに加え、女性からも僧侶に触れてはいけないと定められていることが理由となっています。
万が一、うっかり触れてしまったらそれまでの修行したことがすべて無になってしまうそうです。
何年もの修行の成果が一瞬でなくなってしまっては大変ですもんね、、
仏教が社会の一部として根付いているタイならではの文化だと思いますので、もしタイに行って電車やバスに乗る時には、優先座席のマークに注目してみてください!!!
参考資料:ありえない!日本人がタイで驚いたこと8選〜歯科矯正はおしゃれ!?〜 | TABIZINE~人生に旅心を~
タイの宗教は「仏教」~日本との違いは?|タイで働く情報コラム (mynavi.jp)
筆者:林