こんにちは!
最近、テレビではよく、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関するニュースが報道されていますよね。
今日はロシアの軍事侵攻に対して、名古屋から抗議を行ったウクライナの方々についての記事を紹介したいと思います。
以下、記事の抜粋です。
「ロシアのウクライナ侵攻に対する抗議活動が26日、国内各地で開かれ、名古屋市中区栄でも、愛知県に住むウクライナ人を中心とした約30人が抗議の声を上げた。ウクライナの国旗や手作りのプラカードを掲げ、「ストップ、プーチン」「ウクライナに平和を」と訴えた。
NPO法人日本ウクライナ文化協会(名古屋市)代表の川口リュドミラさん(42)は、家族らが心配で母国に帰ろうとしたが、予約した飛行機はキャンセルになった。「自分は平和なところにいて何もできない」と唇をかむ。ウクライナの状況を少しでも知って支援をしてほしいと、今回の抗議行動を企画した。
妹や親戚が、西部ジトーミルに住む。ウクライナ人同士のLINEグループでは、割れた窓の写真や地元が空爆を受けたなどの投稿が相次ぐ。他国へ避難する人がいる様子なども、インターネットの母国語のニュースで見た。「なぜ自分の国から逃げないといけないのか。誰も戦争は望んでいない。みんな幸せに生きたいだけ」と声を震わせた。
東部ドネツク州出身のヨガ講師マリーナさん(37)=名古屋市=は、ロシアが侵攻した24日朝、現地の友人から近くの空港が爆撃され、地震のような揺れがあったと聞かされた。ロシアに住む親戚で、連絡がとれない人もいる。職場で心配する声をかけてもらったり、他国出身の友人がSNSの投稿にウクライナの旗の絵文字をつけてくれたりするだけでも、励まされるという。「できることは少ないけれど、ウクライナで何が起きているか、広めたい」と目を潤ませた」
ロシアが軍事侵攻を始めてからおよそ1週間が経過しました。
そもそも、ロシアがウクライナへの侵攻を目指すのは、両国とも30年前の旧ソビエトの中にある15の共和国の1つだったという歴史的な理由があるとのことです。
ロシア側の主張としては、ソビエトが崩壊してから30年が経った今も、もともとは同じ国だったという意識を持っているというわけなんですね。
しかし、どのような理由があっても、「戦争」をしてもいい理由にはならないと思います。
日本はかつての世界大戦で核兵器による被害を受けた唯一の戦争被爆国です。
プーチン大統領は今回の侵攻では、核兵器の使用も場合によっては使用をいとわないと述べているようですが、このプーチン氏の発言については、日本人として、1人の平和を願う者として、見過ごせない発言です。
紹介した記事の中でも、ウクライナの方が発言されていますが、戦争は誰も望んでいません。
今回紹介したのは、名古屋で行われたウクライナの方々による抗議ですが、名古屋以外の日本全国でも、日本だけではなく世界中でも同様に抗議が行われています。
私にできることは限られていますが、1日でも早くウクライナに平和が取り戻されることを祈っています。
参考資料:「なぜ逃げないといけないの」 名古屋でもウクライナ人らが抗議の声 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル (asahi.com)
筆者:林