名古屋で行われたミャンマーのCDM

こんにちは!

少しずつですが、気温も上がってきましたね!

さてさて、今日は2月28日に名古屋の久屋大通の広場で行われたミャンマーの人たちによるデモ行動について紹介したいと思います!

現在、ミャンマー国内ではミャンマー国軍によるクーデターが起こり、アウンサンスーチーさんが軟禁されるという事態になっています。

スーチーさんは、これまでミャンマーの民主化に努めてきて、多くのミャンマー国民からの支持を得てきました。そんなスーチーさんが軟禁され、クーデターが起きたということで、ミャンマー国内はもちろんのこと、日本やタイなど、各国で抗議が行われています。

日本ではそのような抗議行動は「デモ」という言葉で表される場合が多いですが、ミャンマーでは「CDM」(Civil Disobedience Movementの略)という言葉で表されるようです。

CDMとは市民の不服従という意味で、例えば、会社への出勤を拒否することで社会や経済を止め、国軍へのダメージを与えようという運動です。

このCDMは日本国内でも東京や大阪、名古屋といった全国各地で行われています。

2月28日の名古屋でのCDMには、私はたまたま近くを通りかかったので、見てみました。私自身、ミャンマー語については全く無知なので、細かい発言内容までは理解できませんでしたが、CDMの参加者たちが必死に訴えたいことがあるということは伝わりました!!

CDMの終了後、参加者であり今回の主催団体の幹部の方にお話を伺うことができました!

その方は、スーチーさんのおかげでミャンマーに民主化が取り戻され、生活に自由が広がったとおっしゃっていました。スーチーさんの政権になるまでは、ネットも自由に見ることがなく、マスコミも表現の自由がなく、政権に対して批判するような報道があれば、捕まってしまう状況だったとのことでした。

CDMの参加者は技能実習生のような若いミャンマーの人たちがほとんどでしたが、その方は日本人にも参加してほしいとおっしゃっていました。

ミャンマーには日本の企業も進出しており、全くの無関係ではないと思います!少しでも多くの人に関心を持ってもらい、もし機会があれば、参加もしてみてはいかがでしょうか!!

   

筆者:林

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