多文化共生フォーラムあいち2020に参加しました!

こんにちは!最近急に気温が下がることが多いですね。
風邪ひかないように暖かくして過ごしてください!

さて、今回は私が先日参加しました多文化共生フォーラムあいち2020のことを少しお話しようと思います。

イベントは11月21日に名古屋国際センターで開催されたもので、実は去年も参加していますので、今回で2回目になります。

イベントには、基調講演として、武蔵大学の教授であり、ジャーナリストとしても活動されている方が登壇され、【「言葉の壁」「制度の壁」「心の壁」の先にある多文化共生】をテーマに講演されました。講演では、ご自身が経験した共生に関する事例やジャーナリストとしての視点から見たメディアの疑問点などをお話されていました。

特に印象的だったのは、「新しく迎え入れる外国人には優しいが、長く住んでいる外国人のことは考えていない」とおっしゃっていたことです。現在、愛知県では、言語表記で中国語や英語などは表記されていても多数居住しているブラジル人やベトナム人向けのポルトガル語やベトナム語はほとんど表記されていません。
愛知県内の外国出身住民の割合として、一番多いのはブラジルで、ベトナムは3番目に多いです。この結果からみても、講師の方がおっしゃっていたように、新しく迎え入れる外国人だけではなく、経済に貢献してくれている長く住んでいる外国人のことを考えた政策をとってほしいですね!

また、「メディアは外国人にスポットを当てるときはよく成功者かトラブルメーカーで、極端な事例ばかり報道するため、外国人はもっと普通の人々であることを日本の人には認識してほしい」ともおっしゃっていました。


最近、群馬県でベトナム人が窃盗をはたらいたとして逮捕されたニュースがよく報道されていました。このニュースを見たときに、ベトナム人に対していい印象を持つ人はいないと思います。しかし、このニュースばかり取り上げると、ベトナム人に対するイメージはどうしても下がってしまいます。なので、メディアは極端な話題ばかりではなく、もっと身近な話を取り上げてほしいです。また、皆さんにも、1つのニュースだけをみて判断するのではなく、色んな情報に触れて、視野を広く持っていただけると幸いです!

今回参加したイベントも大変身になる話ばかりで、勉強させていただきました!!
来年も参加できるように、今後も活動を続けていけたらと思います。

   

筆者:林

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