こんにちは!
今回は11月23日に名古屋国際センターで開催された多文化共生フォーラムあいち2019に参加したときのことをご紹介していきます!
このイベントは愛知県庁の多文化共生推進室の主催で開催されたもので、イベントのチラシもそこでいただきました!
プログラムは、愛知県副知事の挨拶に始まり、愛知県多文化共生推進功労者やあいち多文化共生作文コンクールの表彰をし、その後ブラジル人の方を取材した動画を見たり、基調講演やパネルディスカッションを行いました!
順番にその内容と感想を書いていきます!!
作文の表彰では、優秀者の作品の朗読もあり、その中で「言葉よりも外国人、日本人関係なく相手を思いやる気持ちが大切」というフレーズに感動しました。これは小学生の子の作品でしたが、なんだかハッとさせられるものがありました。
私自身、現在ベトナム語を独学で勉強していますが、その理由も「ただ、最近ベトナム人が増えてるみたいだから、彼らと話すにはまず言葉を覚えないとなぁ」なんて安易な考えだったんですが、その増えているベトナム人の人々に対して何ができるのかをあまり考えていませんでした。
しかし、言葉をただ勉強するよりもまず、相手のことを思いやって自分なら何ができるのか模索した上でそのツールとして言語を学ぶことが大切だと思いました。
ベトナム語は声調言語なのでとても難しいですが、なんとかものにできるようにしたいですね!!
さて、次は「Man to Man株式会社」が制作した動画についてです!
動画は来日経験のある4人のブラジル人の方々を取材形式で撮影したものとなっており、それぞれの異なるキャリアについて紹介されていました!!
その中で印象的であったのは、1人の方が「例えば留学や習い事など、親は自分が叶えることができなかった夢を子供に背負わせようとすることがある。そしてその子供は、親から言われているから仕方なくやっていることがある。子供が本当に自分のやりたいことをやれるように、じっくり話をする時間を作ってあげてほしい」ということを話していました。
確かにかつて自分の夢を叶えることができず、そのコンプレックスから子供には自分の夢を叶えてほしいと願っている親も少なくないと思います。
ただ、子供からしてみれば、自分はサッカー選手になりたいのに、親から野球をやれと言われてやっている、そろばんをやりたいのに英会話をやっているなど、自発的にやりたいこととは違うことをやらされるという感覚になると思います。
自分から進んでやるものと、言われてやらされているものとは結果が大きく違ってくると思いますし、子供のためにならないと思います。
本当に自分の子供のためを思うのであれば、一度何をやりたいのかきちんと話し合う場を設けて、子供の意見をしっかりと受け止めてあげてほしいです!
次はライターの方による基調講演についてですが、この続きは②に載せたいと思います!!
筆者:林
名古屋市在住
趣味:ラーメン巡り、喫茶店巡り、読書