こんにちは!
3月に入ってもまだ肌寒い日が続きますね。最近は花粉も飛んでいるので防寒対策と花粉対策でマスクが手放せないです(笑)
さて、今回はネットで見た特定技能に関する記事の紹介です!
以下、記事の抜粋になります。
「政府は外国人労働者の中長期的な在留を認める「特定技能」制度について、2024年度から5年間に受け入れる上限を80万人超に設定する方向で検討に入った。
各分野で深刻化する人手不足の現状を踏まえ、現在の上限数の2倍超に引き上げる。関係者が5日、明らかにした。
特定技能は労働力を確保するため19年4月に導入した在留資格制度。一定の技能を持つ外国人労働者が最長5年働ける「1号」と、熟練労働者に事実上無期限の滞在を認める「2号」がある。
対象は1号が介護、建設、外食、工業製品製造、農業など12分野で、2号はそこから介護を除いた11分野。政府は近く、1号に自動車運送業や林業など4分野を追加する方針だ。
外国人労働者の受け入れが日本人の雇用に影響を及ぼすことを防ぐため、政府は分野ごとに5年単位の受け入れ上限を設けることにしている。最初に定めた19~23年度は合計34万5150人とした。
24~28年度の上限設定に当たり、関係省庁が各分野で不足する人材の数を試算。日本人労働者の賃上げや生産性向上などを進めてもなお足りない分の合計として、80万人超となる見通しだ。新たに加わる自動車運送業では、タクシー、バス、トラックの運転手として約2万5000人の受け入れを見込んでいる。
特定技能の在留資格で日本に滞在する外国人は23年11月末現在で約20万人。受け入れ上限数との差は分野ごとに濃淡があり、工業製品製造業では充足率が約80%に上る一方、宿泊業は数%にとどまっている。」
現在の日本社会では、大学を卒業した新卒が選ぶ就職先の多くは銀行や保険会社など様々ですが、農業や漁業といった一次産業や宿泊業、運送業などを志望している学生は少なく思えます。
実際に私の周囲でもそれらを志望している人はほとんどいませんでした。
上述の業界は体力的に大変なことも多く、そうしたイメージが先行しているのかもしれないですね、、、
ただ、少子化が進む中で今後、さらに人手不足が深刻な問題になってくると思います!
これまで政府側が特定技能の受入れ上限を定めていたのは日本人労働者の雇用を圧迫するおそれを懸念したものですが、そもそも現状として枠を設けていても応募してくる日本人が少ないため、そうした問題を解消するためにも、今回の受け入れ増加は良いと思います!
少しでも人手不足の問題が解消傾向に向かうといいですね!
参考資料:「特定技能」5年で80万人超 人手不足で大幅増 政府検討(時事通信) – Yahoo!ニュース
筆者:林