留学生を鎖でつなぐ!?

みなさんこんにちは!

 

少しずつではありますが気温も下がってきたので、朝と夜は涼しい日が増えてきましたね。

季節の変わり目は風邪をひきやすいそうですので、みなさんも体調管理に気を付けてください!

 

さて、今回はネットで見かけたニュースを紹介したいと思います。

以下、記事の抜粋です。

 

「ベトナム人留学生を鎖や南京錠で拘束して人権を侵害したとして、出入国在留管理庁は7日、福岡市南区の日本語学校『西日本国際教育学院』に対し、今後5年間、新たな留学生の受け入れを認めない処分を行った。同庁は在籍している約630人の留学生を転校させるよう同学院に促すとしている。

 同庁によると、被害を受けたのは20歳代のベトナム人留学生の男性。昨年10月25日、学院の男性職員が留学生のズボンのベルトを鎖や南京錠でつなぐなどし、職員室で数時間にわたり拘束した。周りにいた複数の職員も制止しなかったという。留学生が寮に帰った後も、外に出られないよう翌日まで部屋の外で監視していた。留学生にけがはなかった。

 昨年11月に留学生が入管側に申し立てるなどし、発覚した。同庁によると、転校を希望していた留学生側と同学院側との間で以前からトラブルがあったといい、同学院側は同庁の調査に留学生を拘束した事実を認めた上で、『悪意があったわけではなく、悪ふざけだった』と説明した。男性職員はすでに退職したという。

 同庁は『事案の悪質性や重大性を踏まえ、留学生の受け入れを引き続き認めることは適当でない』と判断し、7日付で留学生の受け入れを認める日本語学校の対象から同学院を抹消した。現在の抹消基準が定められた2016年以降、実際に抹消処分が行われたのは初めて」

 

今回のニュースによると、日本語学校の職員がベトナム人留学生を鎖や南京錠で拘束したとのことですが、はっきり言って悪ふざけで済まされる問題ではないと思います。

これまでコロナの感染拡大の中でなかなか留学生はもちろん、外国人観光客の受け入れも十分にできていない状況が続いていた中で、最近になってようやく受け入れが徐々に再開された中での事件だったので、残念でなりません。

ただ、今回の事件を受けて、入管は留学生の受け入れを認める日本語学校の対象から抹消していますが、初めて抹消処分が行われたということで、入管側も今回の事件をかなり厳しく受け止めているかと思います。

このようなニュースは、外国人の皆さんの日本へ留学したいという思いの妨げになってしまうので、今後、同じような事件が起こらないことを祈るばかりですね。

 

ではでは

 

参考資料:転校希望した留学生を鎖で拘束…日本語学校「悪意はなく、悪ふざけだった」 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

筆者:林

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