こんにちは!ムシムシする季節になりましたねー😅
以前から気になっていたことについて、新しい報道があったので投稿したいと思います。
朝日新聞の販売所では「新聞奨学生」制度が採用されており、ベトナム人留学生の間で活用されるケースが多いそうです。1996年に初めてベトナム人奨学生が来日し、苦学の末に大学教員や企業経営者に成長した方々もいるとのこと。しかし、最近は奨学生よりも制限が少ないパートタイマーの方が人気であるなど、ベトナム人留学生による応募が少なくなっているそうです。
その件については、昨年7月に朝日グローバルに投稿された
新聞配達でつながったベトナムと日本の絆 いま新型コロナで正念場
という記事をご参照ください。
しかし、別のニュースサイトでは、最近のベトナム人新聞奨学生について、「週28時間を超えて働いていた。中には600部もの朝刊配達を任され、週40時間以上働いている者もいた」、「販売所の経営者に『留学生は週28時間までしか働けないことになっている。だから残業代は払えない』と言われた」等と報じられていました。
そちらについては、今月日刊ゲンダイに投稿された
朝日新聞販売所では法律違反の就労が常態化…週40時間以上働く奨学生も
という記事をご参照ください。
どちらがどれだけ真実を報じているとか、そういうことは分かりませんが、、、両側の話で共通しているのは、「日本人の人材不足が常態化し、ベトナム人奨学生が貴重な戦力になっている」ということだと思いました。戦力というのは「経営者が都合よく使える」ということではないはずです。
グルーバル化と少子高齢化が同時進行していますが、日本人は「外国人を受け入れてあげている。職をあてがってあげている」という考えに陥りがちに見えます。その考えを改めない限り、国際社会における日本の立場は弱くなってしまうのではないでしょうか。
筆者:小野