こんにちは!
今日は、久しぶりのことわざシリーズ第4弾、フィリピンのことわざを紹介していこうと思います!!
まず1つ目です。
Pagkahaba-haba man ng prosisyon, sa Simbahan din ang tuloy(パグカハバーハバ マン ナン プロシィション、サ シンバハン ディン アン トゥロイ)
これは「どんなに長い列であっても、最後には必ず教会に入れる」という訳で、強い意志を持てば、どれだけ時間がかかろうとも、最後には達成できるという意味です!
フィリピンは東南アジア唯一のキリスト教国と呼ばれるくらいキリスト教信者が多く、キリスト教系信者は人口の9割以上に該当すると言われています。「教会に入れる」という部分は、キリスト教信者が多いフィリピン人に、身近に感じてもらうために「教会」という言葉を使っているのかもしれないですね!
2つ目は
Kapag binato ka ng bato, batuhin mo ng tinapay(カパッグ ビナト カ ナン バト、 バトゥヒン モ ナン ティナパイ)
です
これは「石を投げられたら、パンを投げ返せ」という訳で、人にひどい事をされても、汚い言葉を言ったり、悪い事をしてはいけないという意味です!
これもおそらくキリスト教の教えに沿ったことわざなんだと思います。キリスト教では「右頬を叩かれたら左頬を差し出しなさい」という教えがありますよね!
でも「パンを投げ返せ」というところは優しさにあふれていて素敵ですね。私なら、石を投げられたら右拳で殴りにいきます笑
最後は
Magbiro ka na sa lasing, huwag sa bagong gising(マグビロ カ ナ サ ラシン、 フワグ サ バゴン ギシン)
です!
これは「酔っ払いに冗談は通じるが、寝起きの人に冗談を言ってはいけない」という訳で、時と場所を選べという意味です!
TPOって大事ですよね。ちなみに、私は寝起きで冗談を言われたら、冗談で返します。
さてさて、いかがだったでしょうか。海外のことわざはその国の文化や慣習が関係していることも多いので、面白いですよね!!
では!!
参考資料:フィリピンことわざ集|府中駅より徒歩5分、居酒屋&アジアンダイニングMALASA(マラーサ)
共存に向けて~フィリピンのムスリム~ – 株式会社日本経済研究所 (jeri.co.jp)
筆者:林