みなさんこんにちは!
さて、今日は以前も紹介した「名古屋ビャマソナロンターボランティア団体」が行政側から正式なミャンマー人支援団体として認められたとのことなので、それについてお知らせしたいと思います。
まず団体について改めて紹介すると、「名古屋ビャマソナロンターボランティア団体」は東海地方に在住する在日ミャンマー人で構成されている団体です。現在、ミャンマーでは国軍による国民への弾圧が続いており、ビャマソナロンターはミャンマー本国で苦しんでいる人たちに対して、募金活動で集めた寄付金を送金したり、写真展を開いて、ミャンマーの現状を伝えるイベントを行ったりしています。
これについてはブログで記事にしていますので、また御覧ください!
ミャンマーへ送るための募金活動 – Multicultural Exchange in Tokai (met-tokai.org)
ミャンマー人団体の名前に込められた意味とは!? – Multicultural Exchange in Tokai (met-tokai.org)
このビャマソナロンターですが、今までは有志で集まったボランティア団体だったため、正式な支援団体というわけではありませんでした。そのため、イベントで配布する用のチラシの印刷もコンビニや自分たちの家のコピー機で印刷していたため、そこそこ金額がかかっており、打ち合わせをするために会議室を借りようと思ってもすぐに申請が下りず、時間がかかっていました。
しかし、正式な団体として認められるために必要な書類を整えて行政側に提出したところ、受理されたため、ビャマソナロンターは行政側からも正式なミャンマー人支援団体として認められたそうです!(これは私のミャンマー人の知人から聞いた話で、本人はNPOについて知らなかったため、言及はしていませんでしたが、私が思うにおそらくNPO法人となったのではないかと思います。ただ、本人が言っていたわけではないので、ここではあくまで「正式な団体として認められた」という書き方にしています)
正式な団体となった今では、印刷も業者に頼むことができるようになったことでコストが抑えられ、会議室などの場所を借りる際も、申請がすぐ下りるようになったとのことです。
ただ、私の知人は、「団体が正式に認められるようになったからと言って私たちのやるべきことが大きく変わるわけではない。今は国軍に苦しめられている人たちの助けになりたい。そのために私たちにできることは全力で取り組みたい」と言っていました。
確かに、正式な団体となったからといって、「ミャンマーの誰もが平和で安心して暮らせるように」という目標は変わらず、そのために活動していると思います。
私もできることは限られていますが、多文化共生をはかり、誰もが仲良く生活できる社会を作るために、できることはしっかり取り組んでいきたいと思います!!
筆者:林