タイの感動するCM

こんにちは!

突然ですが、みなさんはCMを見て感動したことはありますか?
私はトヨタ自動車の「父親から見た娘」と「娘からみた父親」のCMに感動したことがあります。
双方の目線で描かれていて、それぞれの感情の違いが分かってグッときました。

さて、日本には様々なCMが流れていますが、海外でも色んなCMが流れています。
今日はタイで制作された「Giving」というCMを紹介したいと思います!

【日本語字幕】世界中が涙したタイの感動CM – YouTube

このCMは少年が病気の母親のために薬を盗んだところから始まります。
少年が薬屋の店の人にバレて捕まっているところを、近くで店を構えていた食堂の店主の男性が助けて、少年が盗んだ分の代金を肩代わりして払い、自分の店で作っている野菜スープと共に少年に
「持っていけ」と言って渡します。
少年はその野菜スープと薬を受け取ると、一目散にかけていきました。

それからしばらくの月日が経ったころ、店を続けていた店主は突然病で倒れてしまいます。
そして入院することとなりますが、あまりの高額な医療費に店主の娘は頭を悩ませていました。
ところが、入院する父親のベッドの横でふと目が覚めると、そこには医療費が無料になっている
請求書が置かれていました。そして、そこには「医療費は30年前に全て支払い済み。3つの鎮痛剤と
1杯の野菜スープによって」というメッセージが残されていました。

そうです。店主があの時助けた少年が成長して医者となっており、偶然にも、医者として店主を助けていたのです。

このCMを初めて見た時に、私は感動して泣いてしまいました。

実は、このCMは実話をもとに作られたCMであり、アメリカのハワード・ケリー医師の体験談をもとに作られたCMだそうです。
ケリー氏はとても貧しい少年時代を過ごしており、毎日を生きるのに必死でした。
少年時代のある日、ケリー氏があまりの空腹で苦しんでいるときに、ある1軒の家から食べ物を恵んでもらおうとしましたが、その家から出てきたのは若い女性だったため、食べ物を恵んでほしいと言いにくく、一杯のコップの水を求めました。
しかし、女性はケリー氏の様子を見て事情を察した女性はコップに水ではなく牛乳を注いでくれました。
そこでケリー氏は「牛乳はいくらですか?」と尋ねると、その女性は「母から親切な行いに対して代金は受け取ってはいけないと教えられている」と答え、何も受け取りませんでした。

そこから数十年が経過すると、その女性は難病にかかってしまい、治療のために全米から医者が集められましたが、その中に医者となったケリー氏がいました。ケリー氏はその女性が自分に牛乳をくれた女性だと気づくと、懸命に治療し、結果として女性は難病を克服することができましたが、彼女は莫大な治療費がかかっていることを知っていました。
ところが、後日送られてきた請求書には、「コップ一杯の牛乳によって支払い済み。Dr.ハワード・ケリーと書かれていた
そうです。

とても感動的な話ですよね。やはり自分の行いは、いいことも悪いことも、いつか自分に全て跳ね返ってくると私は思います。
誰しもが困っている人がいたら、手を差し伸べられるような世の中になるといいですね!!

参考資料:情けは人の為ならず!ある実話を元にして制作されたタイの感動CM | ココロヲアラウトコロ (kokoloarautokoro.com)

【日本語字幕】世界中が涙したタイの感動CM – YouTube

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